ソクラテス以前の哲学者
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『パルメニデス』(パルメニデース、希:�ョαρμεν�ツη�A英:�Parmenides)とは、プラトンの中期対話篇の1つ。副題は「イデアについて」 パルメニデスが主張する超越的な「本質存在」としての「在るもの」(ト・エオン,�ム �ヒ, to eon)は、
パルメニデス自身の著書『自然について』においては、一種の「球体」として、素朴な形で構想・表現されているが、
彼の思想に影響を受けたプラトンの著書『パルメニデス』を通じて、その「本質存在」思想がより抽象化・神秘化された形で喧伝されたことで、
エレア派の枠を超えて、アリストテレスの「不動の動者」や、新プラトン主義であるプロティノス等の「一者」(ト・ヘン,�ム �ヒ, to hen)、キリスト教の否定神学など広範囲に影響を与えたため、
パルメニデスはそうした西洋の超越思想・神秘思想の系譜の元祖に位置付けることができる。 西洋哲学といえば、プラトンの「イデア」
こういう、この世の現象界を超越した本質存在・普遍存在の話が、東洋思想には乏しい (ないわけじゃないが)
西洋哲学ならではの特徴
そういう存在について考えることは、パルメニデスから始まった。
プラトン自身がパルメニデスを元祖と考えていたことは、プラトンの著書「パルメニデス」を見ればわかる その向こうにあるイデア
これは本質存在であり、普遍存在だ こういうプラトン的な考え方の元祖
それがパルメニデスだった その意味では、「ソクラテス以前の哲学者」といっても、ほとんどプラトン主義 このため、ソクラテス以前の哲学者の中でも、パルメニデスは別格あつかいされている パルメニデスのほかに、もう1人、別格あつかいされている古代哲学者がいる
それが、ヘラクレイトスだ
パルメニデスとヘラクレイトス
古来から、「ソクラテス以前の哲学者の双璧」とされてきた 古代ギリシャ哲学といえば「イデア」
永遠不変のものを追求するのが普通なんだけど、ヘラクレイトスはそうではない 一方、「永遠不変」の側を代表するのはパルメニデス
諸行無常のヘラクレイトスと、永遠不変のパルメニデス
この2人が、ソクラテス以前の哲学者の両巨頭 永遠不滅そのものを、あると考えたか、
そうでないかの
違いか 有の世界で無は存在しないが無の内に有は存在しない
ということは互いに干渉せず有は有のままであり無は無のままだ 地水火風の4元素
「万物の根元は火」と言ったのは、ヘラクレイトス ヘラクレイトスは、エフェソスの貴族階級だったと言われている。
貴族仲間のヘルモドロスがエフェソスの民衆により追放されたことに怒り、政界から引退した。
ヘラクレイトスは民主制が大嫌いになってしまった。
エフェソスの人々が、大先生のヘラクレイトスに国法の制定を依頼したところ、ヘラクレイトスは断った。
アルテミス神殿で子供たちとサイコロ遊びに興じ、「おまえたちと政治に携わるより、このほうがましだ」と言い放ったという。 ニーチェ(1844年〜1900年)はギリシャ哲学の研究者でもあり、ソクラテス以前のギリシャ哲学を高く評価していました。
ニーチェは、現にここで生きている人間、その人間自身の探求を行い、ヘラクレイトスの「私は、自分自身を探求した」という言葉を大切にしていました。
ニーチェの、世界は何度も繰り返すという「永劫回帰」の思想は、ヘラクレイトスら、ソクラテス以前のギリシャ哲学への回帰を意味していました。
また、ハイデガーやショーペンハウアーなどもヘラクレイトスを尊敬していたことで知られています。 ショーペンハウアー → ニーチェ → ハイデッガーという、おなじみの厭世的な流れが近代哲学にはあるわけだが
これら3人に共通していたのは、ヘラクレイトスへの強いリスペクト 「西洋哲学は、プラトンに付けられた膨大な註釈である」
という有名な言葉にもあるように、西洋哲学の屋台骨となってきたのは、
永遠不変の実相としての「イデア」であった
「諸行無常」を唱えるヘラクレイトスは、それに対するアンチテーゼとして注目された ヘラクレイトスの「万物流転説」:世界は絶えず変化し続けている
「万物は流転する」という有名な言葉は、「世界はたえず変化し続けていている」という意味で、「変化」を問題にしている思想です。
例えば人間は時間とともに細胞が入れ替わり、変化していますが、同じ「私」であることに変わりはありません。
「人は同じ川には足を2度入れることはできない」「同じ川にわれわれは入っていくのでもあり、入って行かないのでもある。われわれは、存在するとともに、また存在しないのである」というヘラクレイトスの言葉があります。
セネカは「ものが変化すると言っている間に、当の私自身も変化しているのであって、それがヘラクレイトスのあの言葉の意味なのです」と述べています。
ヘラクレイトス以前の哲学者は「万物の根源とは何か」を探求しましたが、「世界とは何か」に彼の問いは発展していきました。
ヘラクレイトスは世界は「在る」ものではなく、世界は対立するものの調和によって「変化しながら成る」ものだといい、その学説は万物流転説と呼ばれます。
運動こそが万物の真相であるとしたのです。 ヘラクレイトスの考え方は「弁証法」の出発点となった
ヘラクレイトスは闘争を万物の父とし、矛盾対立や対立こそが真実であると主張しました。
例えば戦争があるからこそ平和があると考えたのです。この考え方はのちにヘーゲルが確立した「弁証法」の出発点ともなりました。
ヘーゲルの弁証法とは、矛盾から新しい考え方を生み出すプロセスのことで、「正⇒反⇒合」または「肯定⇒否定⇒否定の否定」と説明されます。
問題を解決する際に対立する2つの事柄について両者を切り捨てることなく、より良い解決方法を見つけ出す思考方法です。 ヘーゲル「弁証法的な発展法則」は、生前から「ヘラクレイトスのパクリ」と言われてた ヘラクレイトスは、世界は「在る」ものではなく、対立するものの調和によって「変化しながら成る」ものだといい、その学説は万物流転説と呼ばれます。
運動こそが万物の真相であるとしたのです。
ヘラクレイトスは闘争を万物の父とし、矛盾対立や対立こそが真実であると主張しました。
例えば戦争があるからこそ平和があると考えたのです。
この考え方はのちにヘーゲルが確立した「弁証法」の出発点ともなりました。
ヘーゲルの弁証法とは、矛盾から新しい考え方を生み出すプロセスのことで、「正⇒反⇒合」または「肯定⇒否定⇒否定の否定」と説明されます。
問題を解決する際に対立する2つの事柄について両者を切り捨てることなく、より良い解決方法を見つけ出す思考方法です。 女がいるから、男がいる
もしも女がいなくて、人類が男だけだったら、「男」という概念もなかっただろう
戦争があるから、平和がある https://ja.wikipedia.org/wiki/ミツバチ
>オスは未受精卵から発生する1倍体(1n)であるが、巣の中では働き蜂に餌をもらう以外特に何もしない。
交尾するだけの役割のオスをなぜ必要としたのか? 循環思想、万物流転など、キリスト教とは異なる見方があって
今でも生き残っている >単性生殖には無理がある
受精卵から発生するオスをわざわざ個体として生成しなければならない理由はなんだろう? そうしないと生じる無理とはどのようなものなのか? ピッコロ大魔王みたいに卵が口から飛び出してきたら気色が悪いやろ >>84
ニーチェは、「同じものの永遠なる回帰は、元ネタがインド哲学の輪廻転生である」というのを否定している
実際のところ、元ネタはインドではなく、古代ギリシャの循環思想だった 現代人にとって、時間は過去から現在を経て未來へと、直線状に進んでいる
古代人にとっては、そうではなかった。
技術進歩もほとんどなく、変化が遅かった時代
時間は、春夏秋冬春・・・、朝昼夜朝・・・と、円環状にグルグル回るものだった ソクラテス以前に戻ろうと思ったら、やっぱり、ヘラクレイトスとパルメニデス
この2人が両巨頭 パルメニデス(紀元前520年頃−紀元前450年頃)は、古代ギリシアの哲学者。南イタリアの都市エレア出身で、論理哲学的・超越思想的な学派であるエレア派の始祖。
初期のギリシア哲学において、もっとも深遠で難解な思想家で、また逆説的であるとともに、自然学や形而上学の発展に決定的な影響を与えたとされる。 断片4や7において、
「現前してはいないけれども、知性には現前しているものをしっかりと見よ」
「また汝が多くの経験に支えられた習慣にしいられてこの道を行きながら。
もの見分けえぬ眼と鳴りさわぐ耳と舌とを働かせることのないように。
汝はただ理(ロゴス)によってこそ私によって語られた異論多き論駁を判定せねばならぬ」
とあるように、経験に対して理(ロゴス)を重んじる傾向がある。 ソクラテス以前にはあまり価値はない。
とっくにオワコン。
ギリシャの哲学はもはや誰にも通用しない。
物理学と同じ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています