古代ローマ時代のカルタゴといえば「ハンニバル将軍のアルプス越え」が有名だが、
ヴァンダル族(Vandal)は古代末期にゲルマニアから北アフリカに移住した民族。ローマ領外の蛮族による民族移動時代にローマ領内へ侵入して北アフリカにまで進軍し、
カルタゴを首都とするヴァンダル王国を建国した。彼らが北アフリカに進出する前に一時的に定着したスペインのアンダルシア(もともとはVandalusiaと綴った)や、破壊行為を意味するヴァンダリズムの語源ともなっている。
この民族は、近代までそのヴァイキングとの混同も有り、冷戦期までの世界史ではゲルマン系の部族と考えられていたが、
現代ではポーランド地方のプシェヴォルスク文化に起源を持つ西スラブ系民族或いは、アルバニア(イリュリア)系民族であったと再認定されたのである。
これら北アフリカ(アルジェリア・リビア・モロッコ・チュニジアとマリ及びチャドまでを範囲とス)を古代から現代まで語り合うスレ。ちなみにモロッコのモーリタニア関連は含まない。西領セウタとメリリャはOK。