昔書いたことがあるんで、思い出しながら書くと…

新羅 ← shinra ← shir+ra ← shir(土地・大地)+低地?中(ra)
シラギ ← shir+gi ← shir(土地・大地)+ki(diong?)
珍島 ← chin+do ← chin+to ← chin(足)+to(海・湖)
=足の海=足で歩いて渡れる海、
=干満の差が激しくて、干潮時は足で歩いて島に渡れる海 
珍島は元々アイヌ語で海のことで、島のことじゃない。

大和 ← yamato ← yamatto ← ya+mak+to ← ya(陸)+mak(奥)+to(湖)
奈良県の大和地方は、縄文時代には湖だった。
今でも大字小字で古い大和の地名があるそうだが
それを連ねると、かつての湖岸沿いに並ぶのでないかと言う研究者が居た。

白神 ← shirakami ← shir(大地)+un(の)+kamuy(神様)
不知火 ← shiranui← shir(土地大地)+un(の)+nui(火・火焔)
城 ← shiro ← shir(土地大地で、たぶん周囲とは別の土地大地になった空間)
切り代 ← 切り+shir ← 切り+shir(スペース、土地大地の空間から派生)
貼り代、糊代、代かき、苗代なども同じで代はshir(スペース)

しろしめす・知ろし召す・領ろし召す・知らしめす
=お治めになる、統治なさる
5世紀ごろ「治天下大王」(あめのした しろしめす おおきみ)

英語では殆どの名詞が動詞だ。
そう言う面からshir(土地・大地)を考えてみると
大地・土地の動詞として「土地を所有する・統治する」があっても良い。

大野普が、土地を所有することは「知ること」に繋がるのではないか?
みたいなことを書いていた。
この発想はアイヌ語shirを知ってからの発想だと思う。