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熾火・燠火 おきび
大辞林 第三版の解説
おきび【熾火・燠火】
@ 火勢が盛んで赤く熱した炭火。おこし火。おき。

「おき(熾)」はこの場合、「火勢が盛ん」なことを表すのに用いられている
のだから、「おき(熾)」に"latency, lying dormant"のイメージが伴うとする
のは矛盾であると思うのは考えが浅い。「おきび(熾火)」とは、この場合、
「activating fire(熱源として作用する火)」であり、火/炎が盛んであろうと
なかろうと、「おき(熾)」には、熱による効果を発現させる潜在性の
イメージが伴っている。