>>184
私には7さんの主張を充分に理解できている自信はありません。
しかし「超越」というのは、つまり私が7さんと同じところを見ているのかどうかはわかりませんが、
なんとなく分かる気がしています。
一方で最近の超球面さん語録の「非Aは想定されていない」みたいな表現が私の中に残っていて
(たぶん実際には違う言い回しだったと思う 想定ではなくて確定 でもない気がするけれども)
それでちょっと考えました。
「A」はどのようにして成立するのかについてです。

結論から言うと「A」は「A」という記号と「A」という意味が結び付いたときに成立する
つまりこの段階では無限に想定され得る「非A」は関与していない気がします。。
ただし成立したとしても安定はしておらず、そこで「非A」が必要になるイメージです。
「A」は「B」や「C」の成立によって安定する、
むしろ例えば○BCDEのようにして失われたとしても 状況に応じて復活さえできる、
何をもって「成立」とするのかということもありますが、
少なくとも最初の成立は「A」だけで達成される故に超越的なかんじです。

意味媒体と意味内容とは不可分な印象があります。
ひとつの中にふたつの要素が不可分にあり、
そしてひとつしか要素が無いという状況はあり得ない気もします。
しかし実際にはそのふたつを同時に意識することはできません。
それどころか媒体に着目すると内容はゲシュタルト崩壊してしまいます。
その瞬間それまで媒体だったものが内容になり 同時にその下位に媒体が成立しています。
何処まで行ってもふたつでひとつです。
にしても今何処にいるのかをつかむことはできません。
今何処にいるのかは超越的な視点が必要になる気がするのです。