さて、素粒子についてですけど、
考えてみれば私の知識は古いですから現状とはズレている
ということはあるかもしれません。
私の印象に残っているのは「クォーク」の命名秘話です。
例によって細部がグダグダですけど、
一方に「スピン」のようなことがあって、
すると素粒子は回転しているイメージを持ってしまいます。
実際に回転しているわけではないので誤解を生む可能性があるわけです。
「クォーク」というのは古い本にあった鳥の鳴き声のようですけど
つまり素粒子とはほとんど関係のないはなしで、
というのは なまじそれっぽいネーミングをすると
後の研究でその性質なりがまったく違うことによるもの
ということが判明する可能性があり誤解のもとになる、そこで云々、
たとえば陽子は三つのクォーク(素粒子)からなるとされていますけど、
じつは将来違うことになるなる可能性はゼロではない、
そもそも現時点でも素粒子は言うほど「粒子」ではない、
ただ、私が勉強したのは前世紀ですから
その後に考え方が変わったということはあるかもしれません。
いずれにしても正しいか否かを決めるのは歴史であり
その結果が正しい保証は無いものだという私の考えは
変わっていません。