>>50
>自分で自身の正気を証明出来なくても人々によりそれを確かめられる。

『ローゼンハン実験』というものがありまして、
「精神科医が、正常な人と精神障害を持つ人を見分けられない」という実験だそうです

この実験に対してローレン・スレイターという心理学者が「心は実験できるか」という著書でこう述べています

「それでも、ローゼンハンの見出したことには、ある本質的な真実が含まれているように私には思える。
ラベルは実際に私たちが目にしているものをどう私たちが見るかを決定する。
精神医学は、仮に科学であるとしても、まだ生まれたばかりの科学である。
今日にいたるまで、精神病の生理学的基盤については実質的に何も確実なことが分かっていないのである。
科学とは、物体に、測定可能な物質に基づくものである。
精神科医は、全員がとは言わないが、多くの者が実際に、薄弱な根拠で判断を下しているし、
なかにはおそらく不安からだろう、尊大な態度をとる者もいる。」

ローゼンハン実験の最初の、「偽患者を送り込む実験」に激怒した医療機関は、↓ここからウィキペディアからの引用
ローゼンハンが送り込む疑似患者を特定すると伝える。
ローゼンハンは、この提案に同意した。
医療機関は、新しい患者193名のうち、41名を疑似患者の可能性があり、精神科医1名と職員1名により、19名を疑似患者と疑いをかけた。
しかしながら、ローゼンハンは、1人も疑似患者を送り込んでいなかった。―引用終わり


>また、他者の正気を否定する相対主義者の発言の正気はどのような根拠に支えられるか。
精神医学もまた、そのような根拠になり得るかもしれません
だから>>49はそう的外れでもないですよ