>>706
その見つかったものは本当に同じものですかね。そうやって紡ぎだす物語の必然性ですが。てな形で幻想の仕組みを解き明かそうとすると、

ここらへんの哲学界隈の総評は各々あるんだろうけどね。日本のはアマチュアで押し並べてだめだとか、共感して身につまされる誰かがいるとか。

よっシーは現代詩情とサブカル哲学ゾンビーを産み落とした功罪(みやポン切りつけ事件は不明)?センテンスの分析なんかわりと総覧的だが、

マルキシズムやポストモダニズムやジャポニズムetc.を横断してセンチでフラジャイルな面がありながらも、フーコーとの対談なんか直截的。

実は言い回しのくせに読者がまごついてるだけで、本人が手垢がついて曲解されそうな用語を忌避する変化球を見切れば、いたってシンプルで、

あれぐらい大振りな方が扱いやすい例かもしれない。だから思想史に埋め込まれた絶妙でもないが一つの標徴で、便利だが通らなくてもいい道か。