リチャード3世の曽祖父の兄のジョン・オブ・ゴーント(John of Gaunt)から
続く同家系の男系の子孫とは一致しなかった。
これは、ある時点で、公式の家系図に書かれた父親とは
違う父親を持つ子どもがいたことを意味する。

ロンドン(London)で開いた記者会見で、
同大学のケビン・シュラー(Kevin Schurer)副総長は、
「われわれが発見したのは、(家系の)鎖には断絶した部分があるということ。
これがいつ起きたのは分からない」と述べた上で、
「エリザベス女王(Queen Elizabeth II)陛下が王位に就く資格がないと
示唆しているわけでは、決してない」と注意を促した。

 論文によると、今回のDNA鑑定結果によって嫡出に関する疑念が生まれるのは、
ヘンリー4世(Henry IV)、ヘンリー5世(Henry V)、ヘンリー6世(Henry VI)と、
ヘンリー7世(Henry VII)から始まりヘンリー8世(Henry VIII)、
エドワード6世(Edward VI)、メアリー1世(Mary I)、
エリザベス1世(Elizabeth I)で終わる「チューダー(Tudor)朝全体」だという。


http://www.afpbb.com/articles/-/3033295