歴史言語学総合 ★3
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>>448
Sachsenと書いてザクセンと読むのは、
後ろのsによって摩擦音が連続することを避けて前の[x]が「異化」を起こしたから。
後ろから前への影響なので逆行異化という。
>>475
ザハゼンとならないのは2番めの/s/が母音または鼻音に挟まれていないから。
語中の/s/はその条件で[z]になる 仕事でSIEMENSジャパンの人と話していて
ジーメンス
と言ったら
シーメンスです
と訂正された
理系の人だったから正しい読み方が一つじゃないと落ち着かなかったんだと思うけど フランス人がパリを英語でパリスというようなものか
ジーはsieで彼女とかをそう読むんだけどな >>482
さあ?
チェコ語やロシア語がそんな感じなんでスラヴ系の訛りがあるとか思われるんとちゃうか >>482
>Richardを「リハルト(無理にカタカナで当てれば)」
オランダ語ではch+母音の場合、chの部分が【x】になるんだっけ >>490
ドイツの企業やのに英語が正式名称やておかしいで 報道用語だとドイツの本体はジーメンスで日本法人はシーメンスだな >>488
その「英語みたいでかっこいい」という価値観は
韓国においていつ生まれてどのように定着したんだろうな >>488
さすが、見栄っ張りのチョン民族だなw
安も、AnではなくAhnなんて綴りにしてるしw ビヨンセBeyonceの語尾のeは、フランス語みたいにアクサンテギュがついているんだな >>498
ネッスルのイメージが強くて未だネスレという名称に違和感
を感じる。
それはそうとどうしてフランス語読みではネストレにならんの
だろう。
ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%AC >>502
仏語に三重子音なんてあるわけない
語源はドイツ語の方言だし、仏語から見たら綴りがむしろ変則的で、
サイレントになるのは確実 あるわけないは言いすぎたと反省
rとか際限なく作れそう
ただ1語の中では制約が多いことは確か
スラブ語の自由さに比べたらもちろん、英語と比べてもキツい >>482
Richard はドイツ語ではリヒャルトなのでは? Sylvestreはフランス語での発音だとシルヴェトルあたりに
なるかと思ってたけど
ttps://www.youtube.com/watch?v=CkwMzQGfzXAでは
シルヴェストっぽく聴こえる Nestle(語尾のeはアキュートアクセント)の綴りでネトレとは
読まないのかって当初思いますた 語中・語尾のstrの部分ってフランス語形だとsが欠落しちゃう
イメージがある
ノストラダムス→ノートルダム
マエストロ→メートル
とか でもオーケストラのフランス語形はsが欠落し、綴りOrchetre・
読みオルシェトルになるかと思いきや
ttps://www.youtube.com/watch?v=l7SZyZPN4yk
ではオルケストルって発音してるのなw シュヴァーベン風の姓を持つネストレさんだけど、ネストレって
ドイツのよその地域ではネステル(Nestel)になったりするのかしら? 誰かアッカド語について教えて下さい
シャルは王という意味らしいですが
sharとsharruの2通りあって違いが分かりません
またshar matのマットは英語でいうオブなのでしょうか シャーだよ、ガンダムでなくて、イランの王様な。
シャルルは、フランスの王様な。
シュメールにはrとlと区別ないからアッカド語も書くときには区別しない エジプトってアル・ミスルともいうけどこれは都市って意味だし国名はなかったんだよね
ペルシア帝国もパルシア州だかの地名を代表して呼ばれただけで国名ないよね
オランダもホラント州の名前で代表して呼んでいただけで国名ないよね
中国も大何とか呼ぶけど国名じゃなかったよね
シュメールもアッカドからの他称だしキ・エン・ギも地・主・葦というか総称
ついでに天皇家に姓はないというけどヨーロッパも王族はなかったり何とか家と
言いながら使わなかったりする アッシリアも
日本語ではアッシュールの副王、イクアシムで
英語ではアッシュールの執事になっている
イクアシムの意味は何だ >>516
エジプトのコプト語による自称はⲬⲏⲙⲓ ケーミ
古代にはkm.t ケメトと言っていた
意味は「黒い大地」
エジプトという国名は大元はメンフィスの別名ḥwt-kȝ-ptḥ フウト・カー・プタハ(プタハ神のカーの祠堂)から来ている
مِصر ミスルはアッカド語のmi-iṣ-ruが最古の語源で、「国境・辺境」という意味であるらしい >>520
ありがとう
あったんだ
第何王朝とか呼ぶから国名ってないのかと思った
>>521
国王だと国の王、郡王だと郡の王に過ぎない気がする
国ってのも城壁で囲まれた範囲の意味だし
天に二日なく、地に二王なし 親王は王より上なのにプリンス扱い
中国の諸侯王もプリンスって訳されるし
麻薬王や魔王もロードだし
キングにしろよキングに バロンが男
クイーンが女
カウントが友
マーキスが境
デュークが指導者
プリンスが最初
キングが族長
エンペラーが司令官 子の字源は両腕を切り落とされた子供
道の字源は切り落とされた首を置いた場所
民の字源は針で目を潰された奴隷
人の字源はひれ伏した状態 ロシア語のクニャージは英語のキングやドイツ語のケーニヒと同系で、本来は君主を意味する語だったのに、後から大公やらツァーリやらが現れると、国内の貴族の称号に格下げされてしまった。
ちょっと中華文化圏の「王」に似てるかも。
>>527
こマ? 語源俗解じゃなくて? ちょっと調べてみたら、定説ではないけど語源辞典に出てくるくらいには真面目な話なのね 帝
三本の糸を束ねる、全てを束ねる宇宙神
王
天と地の間にいる人、父、斧で刑罰を加える
公
私を包含する、抑え込む
侯
人はひれ伏した、弓矢、武器を持つ人、護衛、近衛兵
伯
頭蓋骨、頭、長
子
子供の形、両腕を切り落とした
男
田の管理者
君
燭台
妃
後ろ
皇
人類最初の王 >>536
どうやらそのようやね
【王】
いられた、まさかりの象形で、きみの意味を表す。
王を音符に含む形声文字のうち、大きく盛んの意味の系列のものに、
往・旺(オウ)・皇・徨(コウ)・凰(オウ)などがある。
また、まがるの意味((オウ))の系列のものに、筐(キョウ)・狂・枉(オウ)などがある。
[新漢語林 第二版] >>531
バートルも、冒頓単于のころは君主だったが、汗・大汗が登場してからは
単なる勇者クラスに格下げ >>541
冒頓が名前で単于が称号ではないんかい?
そもそも前漢時分の支那人にはバートルが冒頓に聞こえるんかい? >>542
バートルは元々はバガトルと言っていたのでそれを冒頓と書き写したんやで >>543
なおさら無理あるじゃん、
バガトル baghatur で3音節、冒頓は2音節だし。 >>546
無理ではない
筑紫(ツクシ/ʈɨuk-tsiᴇ)も博多(ハカタ/pwɑk-tɑ)も対馬(ツシマ/twəs-ma)も現地語では3音節なのに漢語としては2音節だろが 漢語による和語の固有名詞への当て字は熟字訓とは言わない
古韓音という魏晋南北朝時代の漢語(の楽浪郡方言)に基づく音読みだ >>547 原音に忠実というより漢文中で座りがいいように当ててる面もあるかな
舎利弗でも原音の最後のraは漢字表記では無視されてるし
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%8E%E5%88%A9%E5%BC%97
さらに漢字の意味も発音より優先されたりするか サンスクリット語でputraは、パーリ語でputtaになるからな。
仏典は、言行紀がパーリ語、第三次結集より後の理論はサンスクリット語が、主になってる。
語形としては古いが、仏教で用いられる場合には、サンスクリット語の方が新しい。 韓って偉大な、君主って意味だっけ
本来、韓は、周の成王の弟の叔虞を始祖とする晋侯の分家の分家の名門だったのに >>547
勅令によって、和語の地名ができるだけ字音を利用した「二字」地名に押し込められた時期があるんだよ
だから音節数が減ったのは当然で、むしろいかに多くの子音が1字目で響きの近い入声韻尾を利用して表記されたか、
その工夫に驚くべきだ >>543>>546
蒙古文語ではVgV(同一の女性母音間のg)とVγV(同一の男性母音間のG/γ)は
現代語諸方言では長母音を表す符号であって、音価はゼロである方言が多い
ただしロシア語やサンスクリット語への借用語のバートルはGらしきものが入っているので
トルコ語の「皿付きのg」くらいの音価はあったのかもしれない
てことで需要先の言語によって「あったりなかったりするG」なんだろう >>557
筑紫はそもそもその勅令以前の地名だぞ、しかも隋書での表記は「竹斯」なのでこれまた2音節
対馬に至っては現存する数少ない後期上古漢語の当て字だ(なお隋書では漢語から末子音のsが消失したため「都斯麻」と3音節になった) >>559
もともと漢語風に二字にまとめるのが良いとされる風潮があり、
対外交流の多い土地ほどそういう字面を選ぶ傾向があったんだろう
勅命はその風潮を徹底させる漢化政策と見ることができる
逆に漢人の記録はその時々の音体系で写実的に書こうとしたから3字の例も出てきた いやいやあのね対馬って卑弥呼と同じ文章が初出だからね
「卑」なんてマイナスイメージの字自分たちの女王に選んで付けないでしょ >>559 播磨とか信楽も語頭や語末の子音連続がが多様にあった時代の漢字音で当ててるのかな 何故か日本語の話になってるけどもともと漢語でも長い外来語を無理やり二文字にする傾向があっただろ
アントニヌスが大秦王安敦になったり >>566
その当字になるのはAntoniusの語幹がAnton-であり格語尾が-iusだということを理解してたってことを示してるよね 王安石の親戚みたいな感じか?
しかも、なして、うずまさ? >>559
「対馬」は普通の日本語で書けば「津島」だろよ。
「港の島」という意味。
某国では「対馬島」などというけったいな書き方しちょるがw >>571
サハラ砂漠とかアイヌ人とかバンダルアッバス港とかハングル文字とかラマ僧とか
イスラム教とかシティバンク銀行とか言ってる日本人がそんなこと言えた義理かよ >>568
ANTONINusだよ。語幹はantonin
語幹だけで見ても三音節あるのに無理やり二文字に縮めてる そういやアントニーン・ドゥヴォジャク(ドヴォルザーク)なんかのアントニーンは
アントニウスとアントニヌス,どっちのチェコ語形? >>572
イスラム教は説明的ではあるが重複ではないだろう
なお中国では神道を神道教と呼ぶ アントニヌスだろ。
アントニウスの方はキャンディキャンディのカレシのアンソニーとか、パンが無ければお菓子を食べれのお妃のアントワネットとか。 >>578
ついまは訛った結果で元がつしまだぞ
そのことは上古漢語の復元で明らかにされている 韓国人は、スシマ(ツシマ)ソムって言ってるな、
ソム・・・島の固有語
もしくは、テマド・これは漢字表記の韓国語発音 ソムと言うのは、「島」が語源の由来だろ。
渡海不能の文明レベルの三韓が半島(大陸)から出られるはず無かったし >>582
海から出られなくても島の概念ぐらいあるだろ
日本語のサ行は古くは/c/だったからシマとソムの対応も怪しい
草kusaと꽂kochが対応するとも言われてる なんで?
新羅は、日本語で「しらぎ」、モンゴル語でSolongosだよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています