古代ローマを語ろう【ローマ人の物語】39
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>>319
ギリシャのポリスと古代エジプトとでは政治制度が大きく異なるっていう動かしがたい事実を述べただけなんだが
「政体の定義を理解してるか?」とかための議論始めるとかバカですか? >>320
鮮卑と北魏、共和政ローマと帝政ローマ、徳川幕府と大日本帝国で
政治制度が大きく異なると理解して無いのか? >>321
え、どうしてそう思っちゃったの?
キチガイ妄想ヤベー ギリシャとエジプトの話をしていたら
なぜか鮮卑と北魏、共和政ローマと帝政ローマ、徳川幕府と大日本帝国の話をされたでござる カタストロフ以前のミケーネ文化まではギリシャも神託政治だったんじゃないか? エジプトもカタストロフ以前は王よりも神官の方が強い権限を持っていたっぽい。 やっぱ主権は人間にあるよりも、神が主権者である方が、社会は安定するのかねぇ。 カタストロフ以前は神権政治の時代、とすると事態はむしろ逆の因果関係か。
安定した時代は神に主権があったほうがよく、不安定な時代、進歩し発展していく時代は人間に主権がある。 >>323
科学や宗教分野でエヂプトのパクりだらけだしギリシャ
大倭国や日本国が中国から受けた影響より以っと大きい 鉄器がヒッタイトに登場して暫くしてカタストロフが起きた、
というのは鉄器の登場によって人間の武力・生産力が向上し、
人間が自身の力に自信を持ったことで、相対的に神への依存度が低下し、
神託政治が崩壊した、ということではないのか? 武力とか戦略ゲームじゃないんだから
生産力があがってたら地中海周辺で同時多発的に都市の衰退が起きてないでしょ >>331
スレチになっちゃうけどその辺の諸説をまとめたBC1177って本面白かったよ
歴史上のトロイア戦争に関する仮説とかなかなか興味深かった トロイアの子孫とされるローマが仇敵ギリシアを属州にするのは胸熱 出典
tanteinavi.com
既婚女性の浮気率・・・29.5% カタストロフと鉄器登場の時代が重なるのは偶然なのだろうか? まるで製鉄技術を秘匿してた国家が滅んで、技術が流出したみたいだ 殷共和国もその時期以降暴君が続いたから2世紀後半〜軍人皇帝時代と同じく気候変動じゃねーの >>343
ヒッタイトの事だな。
>>344
滅ぼした側の記録で暴君と書いてるけど甲骨史料では最後の紂王の時代が最盛期でしょ。 遺跡の発掘からは製鉄技術はアッシリアの方が早かったのでは、という推測をどこかで聞いた。
カタストロフの時期にアッシリアが勢力を拡大する一方で、ヒッタイトやアカイアは滅んで、
エジプトが混乱に陥った、というのは何等かのつながりがあるのではないか? いや全然
アッシリアも海の民に押されまくっていたし
謎のなのはそれまで後進部族だったドーリア人がもっとも鉄器の受容が早かったこと 古代ローマ対パルティアって形を変えて今でも続いてるよな
欧米対イランという形で 銅の鉱石は当時の主要な交易品だった
政情不安定で銅が手に入らなくなってきたとこからだんだん
「劣化早いから微妙だけど仕方ないから鉄を使うか」みたいになりやすかったかも 冶金学的には、希少な銅と錫の両方必要で900度の温度が必要な青銅よりも、どこにでもあって800度もあれば加工可能(鉄の融点は高いが溶かす必要は無い)な鉄の方が先に使われなかったのは不思議という意見もあるな
炭素の含有量をコントロールする技術が無ければ青銅より劣るから、その辺が難しかったのかも 大帝国が後退して弱小部族が伸長した面はある
まあ海の民も故郷で食えなくなった武装難民なのかもしれんが 鉄は溶かさ不ともスポンジ状の状態で手間掛けて叩けば
青銅の鋳造より低温で行けるんだっけ? 銅は、自然銅といって鉱石中に金属状態で存在することがあるが
鉄は酸化鉄状態でしか存在せず、鉄鉱石を見てもただの赤い石で、
そこから金属鉄が取り出せるとは気づきにくいからな。
例外的に隕石に含まれる金属鉄を利用した隕鉄剣があったが、
滅多に見つかるものじゃないし。 アメリカインディアンは金属文明を持たなかったが、例外的に
自然銅を打ち延ばした盾を至高の宝物として珍重していた。 銅をそのまま打ち伸ばしたら柔らかすぎて盾にならんだろう。 >>354
理系ってほど込み入った話ではないと思うけど
文明崩壊はエンジニアリングの土台の崩壊なのではってのは
文明論のわかりやすい流れではあるよね
現代人だって半導体の記録素子を自力で作れる人なんて本当にほんのごく一握りだけど
その技術が現代の文明の基盤になっていてそれを扱える人が失われたら
かなりの知識と技術も根こそぎ失われるだろうし
新しい電子記録媒体を発明し直すとこからやり直さねばならなくなる
そうなれば今の技術発展ペースより相当のペースダウンが予想される
青銅器時代と鉄器時代の断絶ってのは使う文字もエジプト以外みんな変わってて
そういう何かがあった時代なんだろうと想像はできるわけだね このスレ民、文系ばかりとは限らないよ 俺も理系だったし 理系の素養もなんも、そんなん覚えりゃいいだけじゃないか
別に数字で計算するから計算式を考えなきゃいけない要素なんてないし そりゃ文系的発想にすぎる
科学技術の運用と継承には「暗黙知」の部分が大きく関わってくるから
少数の技術者が突然に物理的に消滅したらそれでもう科学技術はおしまいなんだよ 天皇朝廷の官衙が廃止されたら東国で製鉄され無く成ったし建築物もクソみたいに粗末な代物に成ったもんな
日本はかなり酷い例だろうけど アベちゃんこれもうカラカラやネロに並ぶ暴君として歴史に名を残しただろ >>365
ナントカ少年団が紅白落選したからって気を落とすなよ 外国人どしどし入れ込んでるところはカラカラに通ずるものがあるな カジノなら作るよ。トランプのオトモダチが出資するヤツを 築地を焼き払わ無かっただけマシかw
結局同じ事だけど 平成帝の大浴場、とか建築したらいいのになぁ、千と千尋の神隠しに出てくるような。
場所はそう、宮城前広場を潰して建設したらいいんじゃないか、入浴しにきやすいし。 それより志位帝をどうにかしてくれないか
今回の判決で韓国全面支持を打ち出すとか >>374
もう支持者獲得とか党勢拡大とかは捨てたんだろうねぇ共産党は コロセウムで剣闘士奴隷を闘わせたり
キリスト教徒を猛獣に食わせたりしよう 江南スタイルもそうだったが、なぜかYouTube再生数とか
金の掛からないものばかり伸びる謎 カエサルの生演説の動画があれば再生数のびること間違いなし
キケロ氏が大絶賛とか字幕が入ればトップも夢じゃない >>388
カエサルの演説は下手ではないが、もの凄く上手ってわけでもないぞ
特に、元老院の演説では遂にキケロやカトに勝てなかったので
ガリア戦争という「実績」とそれを成し遂げた軍団という「実力」で捲土重来を図った経緯があるわけで カエサルは即興で気の利いた事言えるけど、生演説であっても動画ならキケロには勝てないだろうなあ
キケロが原稿を書いてカエサルが話すなら世界を制するレベルだと思う キケロの著作を読むと、本当にすごい人物だと思う
アッティクスに情けない愚痴を漏らし、内戦時にはあれだけ
風見鶏ぶりを発揮した人間にペンを持たせると、あれほど
御大層な建て前を並べられるなんて一周回ってすごい 現代で最も偉人に成る可能性が高いのわキケロだろうな キケロは異常な自己愛を除けば現代的な観点でみるとかなりまともな人物だからな
カエサルは、現代の感覚でいうと、国会を暴力で陥れようとして失敗したので韓国に攻め入って支配しそこから日本を乗っ取り返す、みたいなアクロバットやってるからな
そんな荒唐無稽な真似が成功しちゃうのがカエサルの天才たる所以なんだろうけど >>394
> 現代的な観点でみるとかなりまとも
そうは言うが、同時代に自分のハラワタ引きずり出して
自決しちゃうカトさんがいるわけですしおすし >>395
そのカトもカエサルも属州統治では過酷な徴収をして私腹を肥やしたし
内戦時にはポンペイウスもかなり悲惨な絞りあげをやってる
そういう当時の風潮においても、特に搾取が酷かったことで悪名高いのがブルートゥス(なので彼の『高潔』には異論も多い)
そんな中で規定の税しか徴収せず、民はみな自分に感謝してると自慢げに吹聴して回ったのがキケロ きっちり吹聴はするあたりがさすがだぜキケロの叔父貴! 現代の感覚だとキケロ≒西欧人でカエサル、カト≒日本人、インド人かな >>396
アウグストゥスにしてみたらそういう部分が尊敬できたというか
自分の統治下では都合よかったんだろうな
元老院での論戦でコテンパンにやりこめられるより
私腹を肥やして私兵を囲ったり属州民の恨みを買われる方が嫌だった 政治的成功≒軍事的成功だった古代世界、しかもその中でも尚武の傾向が強かったローマにおいて
文官活動一辺倒でかなりの成功を収めたのはもの凄い偉業だと思うよ
とはいえその偉業を支えたのはキケロの一種の異常性なわけで
その異常性の表れが「私のような天才に治められるローマはなんて幸せなんだ!」という強烈なナルシシズムなんだろう この人は本当に実在した人間なんだというリアリティが
伝わって来るよなこの時代の人は。言動不一致だったり
かつての英傑が見る影もなく衰えたり、ご立派な本を
書いた哲学者がえげつない金貸しだったり。 >>401
決まりに厳しい人間は、決まりを守ってる自分偉いって発想があるから故…って感じもあるもんなあ
キケロはそういうことを自分で言っちゃう、書いちゃう才能があるから
キチガイナルシストみたいに見えるけど、みんな言わないだけでそう思ってたりするかも 金と軍隊が手に入る属州総督になりたくて、みんな選挙や催し物でバラまいてる中で
属州総督になんてなりたくない僕は愛するローマにいたいんだと周りに愚痴りまくったキケロ
やっぱどこかネジが外れてる >>396
ポンペイウスがしぼりあげねぇ?
それだったらローマの国庫にさっそく手を付けてたはずだわなぁ
これはカエサルが搾り上げたけど
エルサレム攻囲戦で勝利した後も「勝者の権利」を行使せず神殿の宝物を一切手を付けずに放っておいているよね
これもティトゥスとベレニケが搾り上げたけど カエサルは少年漫画や軽小説の主人公という感じかなー
徐々に味方を増やしつつ逆境から這い上がる的なところが カエサルとキケロは晩年も対照的だねえ
最晩年のカエサルは位人臣を極めすぎたがゆえに、友人として対等に付き合える相手がいなくなってしまった感がある
彼自身も、エジプトに長逗留したり、たとえ暗殺されなくてもパルティア遠征で「ローマから消える」予定だったり、ローマに嫌気がさしてたんじゃないかと
他にもファスケスを外したり「予期せぬ死が望ましい」と述べたり、目的を見失った孤独の果てに英雄的な死を望んでた気さえする
キケロの方は晩年長い不遇を託っていたけれども、友人や慕う若者達には恵まれていたな
カエサルに頭を垂れた彼も、アントニウスだけは許せないと彼らしからぬ強硬な態度を見せたが、まるで最期の最期に自らの役割に目覚めたかのように見える
最終的には破れたが保守の理想に殉ずることはできたし、心情的な味方は尽きなかった アントニウスはザ・自由という印象
クレオパトラと一緒になって望むままに好きに生きた
それこそ誰に何と言われようと ※小カトーとアントニウスも水と油だが、カエサルとキケロは友人です 小カトーと比較的仲良かったのマルクスのほうのブルートゥスぐらいか
キケロも嫌われてたみたいだし 嫌われてたというか、個人的で些細な利益や感情に拘りすぎて全体的な大義を損なうタイプだってキケロが愚痴ってるな
伝わってる事跡でキケロの言い分が正しいと思えるものは
・ポンペイウスの凱旋式を妨害したり婚姻を断ったりと冷遇。心情的には閥族派だったであろう彼をカエサル側へ追いやった
・カエサルの凱旋式を長演説で妨害(その結果かどうかはわからないが、その直後にカエサルは三頭政治を締結)
・民衆派のクロディウスを失脚させようとするキケロの提案に反対した(これはキケロの私怨も入ってるだろうが、まぁカトの行動が民衆派を利したのは事実なので)
・カエサルの妥協案を(キケロやポンペイウスが受け入れるよう主張したにも関わらず)蹴ってローマ内戦を引き起こした 自分の主義主張が大事で国益とか二の次な人っぽいしな カエサルと議場にいるくらいなら、カトーと牢にいた方が良い カエサルって塩野さんのおかげで過大評価されてね?
対外的にはガリア人降伏させたくらいだよね。
アエティウスの方が余程実績あるでしょ
彼いなかったらヨーロッパ全域アッティラの
属国になってたはず 別に塩野だけじゃない
カエサルの過大評価は昔から
マルクス・アウレリウスといい、自著を残したやつはやはり強い ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています