東洋史26
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>>797
共著論文っていうのは、若手院生には諸刃の剣だよ。
採用人事のときの業績審査で審査委員から徹底的に追及される。
なぜなら、最後の教授会での説明の時に、
誰かから必ず役割分担について質問されるから。
東洋史でない分野での話だけど、
大御所の名前を借りて、有名さ独雑誌論文に
共著論文を一杯掲載していたけど、
単独での業績に見るべきものがなかった候補者が、
最後の教授会で採用却下担った実例目の当たりにしたことあるよ。 >>787
東洋史といえばそうだけど、本人は政治学の研究者と思ってらっしゃるんじゃないの?
>>788
ここで話題に出てたのはこの人かなと思って検索したら「〇大先生シアター」に出演されててびっくり。
「教育研究活動データベース」みて強心臓にびっくり。 >>800
どっちも対照的な面の皮千枚貼りだと思う。 井波律子氏死去 「三国志」研究で知られる中国文学者
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/250158
いまさらだけど、亡くなられていたんだね。 あそこ、Aさんがスレで集中砲火浴びてるけど他の奴らも皆ひどいよ
内藤湖南が泣いてる 全員が皆あいつと同じくらいひどいとは言わんが、かなりの割が似たり寄ったりのひどさだよね。
それほどひどくない連中も、せいぜい研究者として平均的ていど。
普通の大学教員の十倍くらい研究時間を与えられてるんだから、
研究業績も質量ともに十倍くらいあってしかるべきだろ。 学生時代に先生に気に入られて助教にしてもらえるかどうか「だけ」で研究者一生のキャリアが決定する世界だからね。
院生アカウントを見ると、本当に気持ち悪いくらいあそこの先生を賛美賞賛するツイートを繰り返してる。 >>806
関西というか、西日本ではガチ実力だけで採用が決まる教員公募人事やらないのか?
首都圏はもう、とうにそうなっているよ。 >せいぜい研究者として平均的ていど。
プロスポーツのチームだと選手の平均レベルが高いだけじゃやはり勝てなくて、飛びぬけたエースが必要なんだよな。
あそこも以前は常に二三人はスタープレーヤーがいたんだけど、今はそういうのいないよね。ほとんどが可もなく不可もないというか。
逆に無能すぎてこういう所で吊し上げられてネタにされる「スター」はいるけど。 この間、新書で某通史シリーズの一冊を書いてた人、
あの人なんかは有望なんじゃないの。 むしろ東洋史学界全体が没個性化してるのを感じるな。
みんながドリブルもパスもシュートも普通レベルでこなすけど、個性というか魅力あるプレイヤーがいない。
よくオフサイドをとられるけどガンガン前に行くフォワード、地味だけどガッチガチに守りを固めてくれるディフェンダー、
飛びぬけたものはないけど何かと頼りになるユーティリティープレイヤー、そういう凸凹あるけど互いに補い合ってるのが
面白いチームだと思うんだが。 >>808
一昔前の西横綱の「飛び抜けたエース」は、
むしろ学部の方にいたのじゃなかったっけ?
あの人たちは、今のさいとうたかおプロみたいな方式で研究会やったり
翻訳出していたんだよ。一人で何もかもできた人は、天野元之介くらいだと思う。
あの人は現地滞在長かった文字通り良い意味での実務家教員だった人だし。
昔のような「スタープレーヤー」出現を期待するのはもう無理でしょ。
だってそうなるには、あまりにリスクが大きいもの。 >>807
かなり昔に採用された人のことなんだから、ガチ採用じゃないのかといっても仕方がないだろう。
西だって最近はそうなってるし、東は全くのガチかというとそうでもないだろう。
>>762のいうように高確率ねらったかけが単に外れた結果なのか、選んだ方の目利きが悪かったのかは知らないけど。 あの人、はるか昔に書いた論文はかなり長大なんだよね。今じゃ10件程度しかない貴重な論文の一つが1頁しかないクソみたいな史料紹介だったりするけど
「若くしてこんなにしっかりしたものが書けるのなら有望株だ」と思われたのかもね。だから徒弟制度はクソなんだよ 「10件程度しかない貴重な論文」もほぼすべて内輪の出版物だしな >>811
実務家教員というのは厳密に言うと史学なんか実学じゃないという考えもあるからどうかと思うけど、
昔が天野元之助、今大学が求めるような名のある実務家教員が〇羽宇一郎氏と思えば確かに悲しくなるね。
昔は中国文学でも奥野信太郎なんかがタレント教授と悪い意味で言われてたけど、今思えば何てことない。 >>815
実務家教員といえば、昔から元外交官と相場が決まっていたものなんだよなあ。
イギリスやアメリカでも、中国とかインド、トルコ、アラビアなんていう
誰も行きたがらない土地で暮らしていた元外交官や植民地官僚養成学校の
教員(リチャード・ジョーンズ、ヘンリー・メイン、ロバート・マルサス)が
なるものだった。あるいは特派員として現地滞在体験が長かったジャーナリストでもいいけれど。 >>816
だからって本田勝一にベトナム現代史や日中戦争史の実務家教員になってくれと
招聘する大学はなかっただろ。 そう考えると、根岸佶、柏祐賢、村松祐次、福武直って凄かったんだなってことがわかる。 コロナの補習で中学校小学校の教員が足りなくなるとニュースになってたが、
ちょっとよさげな話が舞い込んできた。
私立中学校の講師経験って、大学の公募の時にちょっとくらいポイントになるんだろうか。 結構評価されることもあればほとんど無視のこともあるだろうな >>823
今日5月29日付の歴史学の公募に、まさにそういう条件がでてたよ
>・初等・中等教育の実務経験を有する者が望ましい 確か、おれのときも同じようなことが書いてあった。でもそんなやつが集まらなかったのか、大学でしか教育経験のない自分が採用されたよ。 初等教育の実務経験なんて教育学部出て初等免許持ってるやつ以外には難しいよな
中等教育の実務経験なんて東洋史しか勉強してこなかった学問バカには難しいよな
ま、実務家増やせという文科の号令に合わせる努力しているというアリバイ作りだな つか、実務経験って言っても高校でやってる人がほとんどでは
特に小学校なんてアカポス狙ってる奴が担当するわけなくね 高校での経験なら学生指導や入試業務などを期待されて評価されることもある 「大学の公募」次第でほしい人材は違うし、応募者も様々だから
>>825 の言う通りかと思う。
一応教師をお願いしても大丈夫そうな人とは思われると思うけど。
>>828
大学教員も「教員」なんだから、そこは実務家にはならないよ。
教育で実務家枠になる人は教育長とか教育行政からの方の人が多い。 >>824 >>825
ありがとう。
私立中学の仕事引き受けると大学非常勤をいくつか手放さなきゃいかんから、
ちょっと迷ってたのよね。中学は試用後に常勤採用の可能性もそれなりにあるらしいんだけど。
>>826
こういうの、運命っていうんだろうか。背中おされました。 >>833
大学非常勤をいくつか手放しても中学なの?
安定を求めると、中学の方は常勤採用の可能性ありという点は魅かれるけど。
(会社員でいえば、正社員登用の可能性ありというのと同じ程度の確率なんだろうか?)
私立でも大学まであるようなところの中学高校教諭の人は、
無理のない範囲で研究も継続して充実した人生を送ってそうなイメージ。 中学は指導要領厳守なんだっけ?
「毎年同じことを教えていればいいので楽」という人もいるし、
「毎年同じことしか教えられないので苦痛」という人もいるだろうなぁ
あと中高一貫なら別だけど高校受験のために生徒のケツたたくの大変そう
大学みたいに「不可だからまた来年」ってわけにもいかないだろうし 周囲に知り合いがいないので知らんけど、
高専の歴史の教員て、どういうこと教えてるの? >>838
ありがとう。
高専が長い先生もいるみたいだし、それほど悪くないのかな。
噂では学生は真面目らしいし。 大学教員だって中位クラス私大以下だと高校営業あるよ。
下位クラスに勤めてたけど、進学校の高校の先生からは粗雑に扱われたし、
「博士号までとってこんな仕事(営業)ですか。」と憫笑されたことも。 中下位とか関係なく、国立だって、地方は担当になったら地元高校への営業くらいある。
みんな都会へ出たいのを感じるから、つらいのは同じ。
進学校だと相手にされてない雰囲気はあるけど、業務だから仕方がない。 中堅遅刻の知り合いが雑用が増えたって愚痴ったんで事情を聴いたら、
高校営業を年に1回行かされるという。
(だけど交代制だから数年に1度まわってくる程度)
こっちは、一人で年に4〜5回、絨毯爆撃営業あるんすけど…… まあ私大には私大の苦労が、国立には国立の苦労があるんでしょ。
みんな「自分が一番悲惨」とでも言わんばかりに苦労自慢してるけど。 大学教員の苦労って、世代間の格差に比べたら国立私立の差なんて誤差の範囲内だよ。 国立勤務の先生が「私大はセンター試験の監督がなくていいよね」ってツイートしてたけど、いまどきセンター試験の会場になってない私大の方が珍しいような。
あと私大もピンキリだよね。 >>847
苦労はそれぞれにあるとしても、
不満のもとは結局は教員が交代で高校営業しても効果があがっているとはおもえない現実があるからだと思うけどね。 国公立と私立で互いに嫌味を言ったり足を引っ張り合ったりしてる場合じゃないだろうに… 教授でも年収600万代の弱小私大勤務だけど、ポストにつけただけでも感謝してる。
あとは定年までつぶれないでほしい。 >効果があがっているとはおもえない
まさにそれ。
教員が営業活動で消耗するより、その時間と体力を授業に割けば大学の評判もあがって受験生ももっと増えると思うんだが、
理事会が昭和のモーレツ営業マンなので、いい製品を作るより口八丁で売りつけたほうが効率よく儲かると考えてる。 >あとは定年までつぶれないでほしい。
勤務先もさることながら、日本の中国史業界がいつまでもつかなあ。 >>854
中国史どころか西洋史だっていつまで持つかわからない雲行きだよ。 高校で漢文やらないとこも多いんだろ? 中国の前近代史なんて無理だわな 滅亡はもう確実に時間の問題。最後のババを誰が引くか、誰に引かせるかという段階。
ジジババたちは楽に逃げ切るので、いま20〜30代の若手が割を食うことになるだろうね。ご愁傷様。 >>852
それって例えば35歳専任講師で雇われた場合、いくらからスタートなの? >>858
講師はちょっとわからないが、
准教授採用で520万くらいだったからそれ以下。 はー、厳しいね。
昇給がかなり少ないわけか。
国立より厳しい給与水準だね。
うちは私立なのに国立準拠だわ。 家政学部の短大が母体になってる四大、女性教員が多い昔の給与体系のまんまで激安。
夫が家計の大黒柱で、妻の収入は安くてもよいというのが理由らしい。
あと教職員の人件費を抑えて学費を安くすることで、
貧しい女性にも技術・教養を身につけさせる機会を与えたいという崇高な理念があるとのこと。 >>861
>うちは私立なのに国立準拠だわ。
私大の最大のメリットって国立より高給ってとこだと思うんだが、
準拠なのか…… >>861
上で、教授で年収600万代と書き込んだけど、念のため、600〜699万ってことね。
さすがに教授で600万円強というわけではありません。 准教授(たぶん40前)で500ちょっと、教授(50前後?)で600後半
だとすれば、年間の昇給幅が10万程度ってことだろう。
ちょっとがっかりする水準だね。 アカポス取れない人たちも多い中で、まだマシだと思おう >年間の昇給幅が10万程度ってことだろう。
>ちょっとがっかりする水準だね。
うちはこれ以下だけど
これって普通じゃなかったのか orz >年間の昇給幅が10万程度ってことだろう。
>ちょっとがっかりする水準だね。
うちだってこれ以下
がっかりを通り越してあきれ返ってる
>アカポス取れない人たちも多い中で、まだマシだと思おう
敗者を顧みる余裕なんてない なんか話題が公募スレとかぶってきた。東洋史の話題ないの? >>855
グローバル化とかいいながら西洋偏重なところがあるから、西洋史は東洋史よりましなのかとおもいきや、結局同じ。
東洋史か西洋史かじゃなくて、近現代史かそれ以前かで就職とか分かれるんじゃないかと最近思う。 M「当たり前でしょう。古代史なんてなんの役にも立たないんだから」 >>871
とも限らないよ。ただし、いま新書で話題のウェーバーレベルになれば、の話だけど。 高校のカリキラムが変わって近現代史やることになるからな これだけ米中関係が緊張し、
下手をすると、第三次世界大戦になるかもしれないというのに
お前等、なぜこんなことになったかを歴史学的に説明できないのかよ。 某学会の仕事で東洋史研究者の業績をいろいろ見てるんだが、関西ってのはろくに研究業績がない専任教員が多いな。
いや私もこの業界長いので大学教員の採用が研究業績や研究能力だけで決まるわけじゃないし決まるべきじゃないのは
よくわかってるんだが、いくらなんでもクリアすべき最低水準ってもんがあるだろう。なぜあんなのが就職できる?
まあ東京も決して褒められたもんじゃないが、平均値でいえばさすがにあそこまでひどくはない。 >>873
近現代史全然増えないよ、現代史は減っちゃう >>880
国際関係、政治学、21世期なんちゃら、アジアかんちゃら
、現代中国論ちゃらっていう名前で統廃合されているんだよ。 そういうのが重要になってるのはよく理解してるが、歴史学ではないよね
やってことは現代史というより国際関係論なんだから わたしもその類の科目担当してますわ。中国と名のつくことは何でもやらされる。 高校は世界史Aで十分っていうことで近代以降重視だし、
大学は人員削減もあって>>881みたいになることが多いということだろう。
歴史学でないというのはごもっともなんだけど、
今を理解するにはそういう分野の方が開設科目としても手っ取り早いんだろう。 >>881
そういう科目に統廃合して、外交やジャーナリズムの世界にいた実務家に担当させるっていう流れになっていきそう。
今かろうじてある歴史学の授業も、そのうちに史学出身でない教員に新書やらを読ませて担当させるっていう時代になるかもしれない。 >>887
問題なのは、その「新書やら」にろくな代物がなくなっていることなんだよ。 そもそも新書とか、『世界の歴史』みたいなのって
高校生が大学受験の時に読みあさるものだろ?
今どきの高校って一体どんな授業と、生徒指導しているんだよ。
まさか、教科書と受験参考書以外の書物読んだら停学処分なのか? 大学がもう対面授業再開の方針を固めた。電話で問い合わせたが、@第二波が来た場合に再びオンライン授業に戻すかの方針は未定(その基準も未定)、A学内で感染者が出た場合の方針も未定、Bキャンパスにこれない学生には教員が別途対応、との話。
信じられない。胃が痛い。どうしたらいいのか。 >>887
岡本隆司 (監修)『ビジネス教養 中国史』新星出版社 – 2020/6/1
本書は、特別な図解を見るだけで、中国と中国史が理解できます。
ちょっと読んでみたい。 そういう本はタイトルを著者がつけられなかったりするから困る >>894
日本の東京じゃなくトンキンだよね?
そうだと言って。
すげぇ度胸だ… >>896
アマゾンで概要観てきた。
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