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ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義総合スレ3
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0064考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:04:51.910
“器官なき身体は…[略]…それはイマージュをもたない身体なのである。”

“そこには、「口もない。舌もない。歯もない。喉もない。食道もない。胃もない。腹もない。肛門もないのだ。」”

“レンツは、人間と自然とが二元的に区別される以前に、あるいはこの区別を条件として根拠とする一切の座標軸の以前に身をおいたのだ。かれは自然を自然としてではなくて、生産の過程として生きる。もはや、ここには人間もなければ、自然もない。あるのは、ただひたすら人間《あるいは自然》の中に自然《あるいは人間》を生産する過程、つまり種々の機械を相互に連結する過程だけである。”

“かれはこう考えていたのだ。あらゆる形態の生命と深くふれあうこと、石や金属や水や草木と交流する心をもつこと”

>>44>>46>>49
“マルクスによれば”
“マルクスがいうように”
“これはマルクスの言葉であるが”
“ここで、いま一度、マルクスの警告を思い出そう”

― ドゥルーズ=ガタリ 『アンチ・オイディプス:資本主義と分裂症』 市倉宏祐訳、河出書房新社 (1986)


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0065考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:05:29.740
“「器官なき身体」の概念を展開したドゥルーズとガタリが影響を受けたマルクスの一節にはこうある。「自然とは、人間の非有機的身体である…[略]…政治的生産の時代においては、大都市がこのマルチチュードの非有機的身体としての役割をますます担うようになっていくのである。”

― ネグリ=ハート 『コモンウェルス:<帝国>を超える革命論 下』 (2012) 第4部
0066考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:06:07.920
“自然とは、それ自体が人間の身体ではないかぎりで、人間の非有機的な肉体である。

 人間が自然に依存して生きているということは、自然が人間の肉体だということであり、
 人間は死なないためにはたえず自然と交流しなければならないということだ。

 人間の肉体的・精神的生活が自然と結びついているということは、
 自然が自然と結びついているというのと同じだ。

 人間は自然の一部なのだから。”

― マルクス 『経済学・哲学草稿』 長谷川宏訳、光文社古典新訳文庫 (2010) 第1草稿 4.疎外された労働 p100-101
0067考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:07:18.370
器官なき身体(corps sans organes)

organe=器官
organisme=有機体
0068考える名無しさん
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2019/09/14(土) 19:07:49.670
アルトー「器官なき身体」 + マルクス + その他多数のイメージ ⇒ ドゥルーズ=ガタリ「器官なき身体」
0069考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:08:25.280
『千のプラトー』「6 いかにして器官なき身体を獲得するか」で参照されているのは、
ヨガ、タントラ、日本や中国の道教(Tao)、儒教、バリ島のプラトー、遊牧生活、カスタネダとインディアン、、、
0070考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:09:20.010
このようなイメージは他にもある
0071考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:10:07.060
チベット仏教の「幻身」あるいは「虹の身体」
http://samten.seesaa.net/article/434150824.html
『智慧金剛集』という書物には
「幻身は、風と心のみから出来ていて、どこにでもあまねく存在し、
肉と骨を離れ、刹那に動き、陽炎のような、蜃気楼のような、
一つなのに多くの現れをもち、空の状態から忽然と出現し、
虹のごとく物質的存在に汚されず混じり合わないで現れる」とある。
0072考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:11:03.240
“五大にみな響きあり。(地・水・火・風・空の五大からなる森羅万象が声として響き)
 十界に言語を具す。(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天・声聞・緑覚・菩薩・仏の十界すべてが言語を具え)
 六塵ことごとく文字なり。(色・声・香・味・触・法の六塵といった知覚世界の諸差異が文字を生じ)
 法身はこれ実相なり。”(宇宙の本源たる大日如来は、この世界のあるがままの姿に他ならない)

― 空海「声字実相義」
0073考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:12:19.170
>>72
千年以上も前の空海は、既にマルクスとドゥルーズにデリダを加えたような感じ。
0074考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:12:49.550
“如来の説法は、(きわめて深淵であるために)わずか一字の中にも、
 五種の教え(人・天・声聞・縁覚・菩薩)にそれぞれ関係する内容を含んでいる。
 (また)一瞬間のうちに、三種の教えの集成(経・律・論)を明らかにしている。”

― 空海「般若心経秘鍵」
0075考える名無しさん
垢版 |
2019/09/14(土) 19:13:17.900
千葉は『勉強の哲学』の中で「器官なき言語」ということをいっていたが、
>>74などは「器官なきテクスト」とでもいうようなものだろう。
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