歴史言語学総合 ★3
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前スレ議論に関連して
「N」をどう読むか、日本で典型的かつ極めて広く使用されてる事例があるよね
「NHK」
キリル文字で Г を [g] の読みに使うか [x] の読みに使うかは、
時代や地域によって変遷があるね
ウクライナ語だと、右上に撥ねが加わっている文字を[g]として、Гは[x]の読みに限定しているし
ロシア語でも、「神」の意味の [box]は現代語でもБог と綴る
最近までサッカーのウズベキスタン代表選手だった人で、Гейнрих という姓の人がいるけど、
もちろんドイツ語圏の Heinrich が由来
この人の姓の読みについては、「ゲインリフ」にしてある日本語資料が多いけど、
ひょっとすると実際には(母音の扱いはともかくとして)「ヘインリヒ」といった読みなのかどうか? >>前スレ993 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2018/08/28(火) 12:00:08.40 0
>>959
Wilson は、ウィルソン ではなく ウィルソヌ(ヌは日本語のぬではなく、韓国語のニウンパッチムの発音ね) という転写でも良さそう?
Wilsong ならば、ウィルソン一択しかないんだろうが・・
それいうなら、ニウンはニウヌっていうべきじゃないのか?イウンはイウンだけどさ >>2
Бoгдан(神の贈り物)って名の前半部分だっけ>Бог こんなん載ってた
ttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10134293530 ボゴミル派のボゴミルもボグダン同様,ボグを要素として含むスラブ起源名だったか
htps://en.wikipedia.org/wiki/Bogomilism >>4 スペイン語では同じ意味でディオスダドだっけ
キリスト教圏では多い発想の人名なのかな >>4
古代ペルシャ語で同じ意味が元のバグダードと同語源か
>>7
キリスト教圏でそれの元祖と言えばギリシャ語のテオドロス ロシアでは固有語要素で作ったボグダンと、借用語由来のフョ―ドルと併用ってことか
そういえばゲルマンでGod+Giftみたいなのはないなと思ったけど、Theodoros由来のを借用してるのか
https://en.wiktionary.org/wiki/Diosdado
Diosdadoもスペイン本国になくて、フィリピンオリジナルか God+Gift由来のゲルマン起源名、チョコレートのブランドとしても
知られるコディバがあったっけ >>9
ロシアでの借用語由来だとマトヴェイもあるね 神に愛されし者
ゲルマン系言語(ドイツ語)派生:ゴトリープ
ギリシャ語派生:テオフィロス
ラテン語派生:アマデウス
ヘブライ語派生の名が意外と思い浮かばん
ttp://www.ne.jp/asahi/petros/izumi/2005msg/050626.html 音楽界における神童の芸名がイタリアの児童小説では猿に
用いられてたっけw >イタリアの児童小説
正しくは”イタリアの児童小説が原作のアニメ作品”ね >>12 複合語が語源の名ってギリシャ語由来が多いな
学名でも属名や種小名で二つの要素を組み合わせて作るとき、ラテン語よりギリシャ語を使うことが多いような >>12
>神に愛されし者
過去形ってことは、今は愛されていないの? >>16はゲルマン語やらラテン語やらの話をするよりまず日本語の勉強したほうがええわ アマデウスのイタリア語形はアメデオだけど,
この名を持つイタリア人画家、モディリアーニ自身はモーツァルトに
ちなんでこの名がつけられたんだろうか。 ヘブライ語で神を意味するエルが語尾に入ってるミカエル、エマヌエル。
ビザンツ皇帝でミカエル、マヌエルって名を持つ人がいたけど,
現在のギリシャだとミカエルはミハリス、マヌエルはマノリス
という形になってんのな。 アメリカ人によく見かけるジェフって名はジェフリーの通称だそうだけど
このジェフリーも名前の要素として"神"が含まれてたのな。
*調べてみたらジェ(神)+フリー(平和)だったけど名前そのものはゲルマン起源で
ジェはヘブライ語のヤーヴェとは関係なかった。 そういやジェフリー(Jeffrey/Geoffrey)、ドイツ語形だとゴトフリート(Gottfried)やったな ジェフリーはアラブ人のジャファル氏がイスラム教を棄教して同化するときに選ぶ名前にもよさそうw ドイツ語圏移民のジークフリートさんが英語風の名を名乗る際にもよさそうw >>24
ところでイスラム教を棄教ってできるの?スレチな話題だけど
死刑になっちゃうんじゃなかったか? >>26
イスラムの棄教は死刑
だがシャリーアはイスラム教徒にしか適用されないので棄教してすでに異教徒になってしまった者には適用できない
という屁理屈が主流の法解釈らしい テロリスト「コーランを暗唱できない奴は死刑である」 ヤクブ:ジェームズ、ディエゴ、ジャックetc
ユスフ:ジョセフ、ホセ、ジュゼッペetc
イスラム教徒が用いてる名前のいくつかはキリスト教圏でも
使われてんな。 旧約聖書中の人物名を持つキリスト教徒、
(新約聖書中の人物名ですらない)キリスト教の聖人名を持つユダヤ教徒 アメリカの若い黒人の間ではジャマールとかオマーといった
アラブ風の名も見かけるような 普通にアルバートじゃね?
アルフォンスの可能性もあるが マンゴーの一種のアルフォンソマンゴーもアルフォンスと同語源なん? >>34
結論で言うと、その名の米国元副大統領の人の場合はアルバートの略 ttp://www.dcvelocity.com/articles/20090801thoughtleaders/
アルはアランの愛称としても使われてた。
アランの別形アレンの愛称でも使われてたりすんのかな。 >>36 インドの品種らしいけど、海外に持ち出されて名前が新たについたのかな?
それともゴアかケララ辺りの品種で、アルフォンスというのも作出者のインド人(キリスト教徒)の名前? アルフォンソマンゴーは大航海時代のポルトガル人植民地征服者
アフォンソ・デ・アルブケルケAfonso de Albuquerqueの名に
由来している >>42
ポルトガル語圏だとアルフォンソはアフォンソになるのね。 アルフォンソ、アルバートのアルとエーデルワイスのエーデルは同源なんだっけ アルフォンソだけどスペイン語読みでの別形にはアロンソがあったな >>42
>Albuquerque
querqueの部分はchurchやkirchと同源な西ゴート語が由来かと思ってたけど、
ググったら楢を意味するラテン語が由来だった。
Albuquerque=Albus(白)+quercus(楢) このスレの方々は本当に研究熱心で頭が下がります
どうぞ今後ともよろしく 超賢い哲学者が吐いた金言もアホリズムとはこれいかに? アルフォンソと並ぶスペイン語圏での伝統的な名前フェルナンド、これも西ゴート起源。 フェルディナンドはフランク→ドイツ?
ひょっとしたら同系に見える名前でも、共通の起源をたどるとゲルマン祖語まで遡るってのもあるのかな
ヨーロッパ全土に広がったゲルマン由来の名前でも、ゴートとフランクという2つの源がありそう ゴート、フランク以外だとアングロサクソンとか古ノルドもあるんやろか?
アングロサクソンはエドワード、古ノルドはエリックあたりかね? 16世紀頃のポルトガル人でドゥアルテという名前の人をいくつか見かけた。
(当時の日本へやってきたポルトガル人にもこの名を持つ人が)
エドワードと形が似てる感じだったけどゲルマン祖語まで遡ればエドワードと
同源な西ゴート風の名だったんかな?
でもお隣スペインではドゥアルテの名を持つ人を見かけなかった。 >>50
バカリズムっていうお笑い芸人がいるが、名前の由来はアホリズム(アフォリズム、aphorism,)のパロディーなんかな?w こち亀でバカルディもじったと思われるアホルディてのがあったなw >>54
イングランド出身の王妃がイングランド風の名前をつけた BakaとAhoの峻別、日本語を学習する外国人にとって難しいのかな
関東と関西ではニュアンスがほぼ逆になるし >>59 クリミアゴート人があと150年長持ちしたら、せめて蝋管で言語を記録できたんだけど フェルディナンドとフェルナンデスをよく混乱してた受験生のころ >>60
スペイン語圏の人には違う形で解釈されそう(VacaとAjo) フィリピンの独裁者マルコスの名はフェルナンド(Fernando)かと思いきや
フェルディナンド(Ferdinand)だったか。
>>59
スラブ人と同化したのかな 西ゴート風の名に父称辞ezを付けたスペイン語圏の姓だけど、
フェルナンデス、ロドリゲス、アルバレス、ラミレスなんかは
結構見かけるのにアルフォンソ/アロンソにezが付いた姓というのは
意外と見当たらんね。 >>52
そういや西ゴートのロドリゴとヴァリャーグのリューリクは同源だったような アングロサクソン風のエセル(おばあちゃんっぽい名前だw)とフランク風の
アデルもレス44であがってるエーデルと同源だったような気が・・・
>>61
ヴァリャーグの支配を受けたスラブ人正教徒の間ではイーゴリやオレグといった
ヴァリャーグ風の名が用いられていったけど,クリミアゴート人の間でもゴート風の名が
伝統的に用いらてれてきたのか、はたまたビザンツ的な名(コンスタンティンとか)や
キリスト教の聖人名にとってかわられたのか。 あとエル・シドことロドリゴ・ディアス・デ=ビバール
ディアスは父方の姓、デ=ビバールは母方の姓かと思ってたけどエル・シドの頃は
違ってたのな。
ディアスはロシア人のミドルネームの〜ヴィッチ同様”〜の子”をあらわす父称、
デ=ビバールはビバールの出身って意味だった。
(ちなみにビバールはエル・シドの里って事で現在もその名が残されてるみたい)
ttps://es.wikipedia.org/wiki/Vivar_del_Cid >>67 エセルは近世にイギリスでちょっとした復古ブームがあったときに復活した名前だったような
あくまでブームで、大潮流とならなかったのは残念だけど アングロサクソン:Ed-
古高地ドイツ語:Ot-
どっちも”富”って意味だけどドイツ語圏住民に見かけるOttoは
本来OtfriedなどOt-で始まる名前の愛称だってのを人名関連の
サイトで見たおぼえがある。 同源といえばノルマンコンクェストでノルマンディー公ウィリアムに敗れた
イングランド王・ハロルド2世のハロルドだけど、ヴァイキング的(古ノルド起源)な
ハーラルと同源の物がアングロサクソン的な名前の中にたまたま存在してるのか
と思ってた。
でもイングランド王ハロルド1世の父親の名がクヌート(クヌート大王)、兄弟の名が
スヴェン、ハーデクヌーズだったことを考えると本ハロルドも来はヴァイキング的な
名前だったのかなぁ… ×:本ハロルドも来は
○:ハロルドも本来は
ごめんなさいorz イングランド王はエド何とかとかエゼル何とかとかいたのに
今じゃエドワードぐらいしか残っていない しかも古英語直系の保証はない
フランス語のエドゥアール(これ自体はゲルマン系のフランク起源か)がまだ語末のdを発音していた時代の借用かも エドワード、エドガー、エドマンド、エドウィンなどエドが付く名の愛称
として用いられるエド。エドのほかにもネッドという愛称が。
ウィリアム、ウィラード、ウィルバー、ウィルトンなどウィルが付く名の愛称
として用いられるウィル。ウィルのほかにもビルという愛称が。 フランス語ではバカリスム、スペイン語ではバカリスモになるのかなw >>82 ヴィルを通り越してビルか
実は英語話者にもvよりbの方が発音しやすい?
でもVictorの愛称はヴィック(Vic)か ギリシャのLesvos島も英語ではLesbos島って言うね
だからそこ出身の人は*LesvianではなくLesbian
これって英語ギリシャ語間ではよくある交替なのかな 古典ギリシャ語からの借用だからvに変化してないとか
ギリシャ語では今は古典語でのmpがbになってるはず
オリンピックじゃなくてオリンビックか(適当) ウィルソンはウィリアムの子って意味だけど,これと同じようにウィルトンも
ウィリアムの町って意味かと思いきや違ってたとは。
ttps://www.behindthename.com/name/wilton
>>88
bからvへの変化だけどビザンツ皇帝の名で知られるバシレイオスは現在の
ギリシャだとヴァシリオスとかヴァシリスに変化してんだっけ。
ついでながらスペイン語ではvをヴァ行ではなくバ行で発音してるけど,中世の頃はヴァ行で発音してたんやろか。 英語のエスの発音がスかズか分かりにくい
何か法則性あるのかな [s]やったらSと書いて[z]やったらZと書いたらええだけやん
書き方をわかりやすう工夫しいや スレ違いだけど
イスラム教は野蛮な宗教新スレ立てられませんでした >>28
開端章(第1章)はキリスト教の「主の祈り」
くらいの長さだし、それとあと1章、
末尾のうんと短い章を唱えられれば
礼拝はできる。
そもそも暗記しなくたって、べつに罪にはならない。
コーランを見ながらだって、カナで書いた
カンペを読みながらだって構わない。 >>91 日本語の連濁に法則性を見出そうとするようなもの....
「はま”さき”です!はま”ざき”じゃありません!」 SとZといえば、ブラジルも、BrasilとBrazil両方があるね "ティラノサウルス"でんす。"ティラノザウルス"ぢゃありません! >>95と>>98で気になってるのを思い出したが、
PC文字表に、”クオーテーションマークの上付はあるのに下付がないのはどうしてだろう?
それでいてスペイン語の¿がちゃんとある・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています